たびの空　世界各地のたびの記録です

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メキシコの中でもメキシコシティは非常に治安が悪い。ここでは、「公共交通手段利用の際の注意点」と「犯罪種類別」「地区別」の発生率を参考までに紹介します（在メキシコ日本大使館資料より）。

■タクシー
メキシコシティではタクシー強盗が頻繁に発生しているらしい。手持ちの現金を取られるだけではなく、クレジットカードを所持している場合などにはそのまま誘拐され、数日間の監禁の間にクレジットカードの限度額まで引き出させられる可能性が非常に高いそうである。
タクシーを利用するのであれば、一定のブースに待機しているシティオ（Sitio）を呼び出し利用するべきであり、リブレ（流しのタクシー：Libre）には乗らない方が良い。しかし、どうしてもリブレを利用せざろうえない時には下記の点を確認して乗車することで危険な目に遭う確率が減らせそうである。

ナンバーが「L」から始まっており、車体の横と屋根にも同じ番号が書いてあることを確認する。 後部座席の窓に運転手の写真付きIDが張ってあり、その顔が運転手と一致しているか確認する。 助手席が付いているものには乗らない。

■市バス（ペセロ）
バスの中でも強盗が発生しているそうである。バス乗車の際の注意点は下記である。

出口に近いところに乗る。 怪しいやつが乗車してきたらすぐに下車する。

■地下鉄（メトロ）
メキシコシティの地下鉄は市内を縦横に走っており非常に利用価値が高い。しかも、どこまで乗車しても1.5ペソと格安である。しかし、地下鉄内も他の公共交通機関同様に強盗、スリが頻発しているようであり注意が必要である。

■メキシコシティでの犯罪発状況
実際の犯罪は下記の数字の数倍から数十倍発生しているそうである。

犯罪の種類	１日発生件数		地区	１日発生件数
殺人	4.43		Cuauhtemoc	63.43
性犯罪	7.57		Iztapalapa	62.08
強盗	273.53		Gustavo A.Madero	58.95
傷害	64.90		Benito Juarez	34.85
			Coyoacan	34.22
			Venustiano Carranza	34.00
			Alvaro Obregon	31.44
			Miguel Hidalgo	29.19
			Tlalpan	24.03
			Azcapotzalco	22.50
			Iztacalco	19.45
			Xochimilco	12.33