たびの空 世界各地のたびの記録です

MEX 03 プエブラ/チョルーラ遺跡/カカシュトラ遺跡/ウェホツィンゴ

プエブラはメキシコシティから東へ約100km、バスで2時間程のコロニアル都市である。近郊にはチョルーラ、カカシュトラなどの遺跡がある。また、カモテと呼ばれる羊羹のようなものや、モーレソース料理が有名。

ALBUM

【世界文化遺産】
【カテドラル】

70年近い歳月を掛け1649年に完成。内部には巨大なパイプオルガンがあり是非その音色を聴いてみたかったが時間の都合で聴くことはできなかった。英語で教会内部についての解説を頻繁に行っているようだった。
【世界文化遺産】
【サントドミンゴ教会 ロサリオ礼拝堂】

市内中心部にあるサントドミンゴ教会の内部の最奥部にあるロサリオ礼拝堂。このロサリオ礼拝堂はありとあらゆるものが金箔で覆われており、下品なほど豪華。1690年完成。
※ロサリオ礼拝堂は12時から15時のみ公開
【世界文化遺産】
【プエブラ宗教美術博物館】

1857年のレフォルマ法による教会財産の没収を逃れるために普通の民家に見せかけ、70年以上に渡り秘密の修道院として機能していた。訪問時間が遅すぎ内部は見学せず。
【世界文化遺産】
【セルダンの家】

1910年10月のメキシコ革命直前に戦闘の舞台となったセルダンの家。無数の銃弾の後を見ることが出来る。
【世界文化遺産】
【シンコ デ マヨ通り】

市内中心部のシンコ・デ・マヨ通り。終日歩行者天国となっておりたくさんの市民で賑わう。
【タラベラ焼き】

市内に数カ所ある焼き物屋。内部には所狭しと色鮮やかなタラベラ焼きの皿などが並べられていた。
【遺跡(トラチウアルテペトル)入口】

写真横の窓口でチケットを買い(日曜無料)、正面のトンネルが地下道への入口となっている。
【地下道】

迷路のように地下道が張り巡らされている。この地下道を通らずに遺跡を見ることは出来ない。
【トラチウアルテペトル】

紀元前5から8世紀に建造された大神殿の跡。世界遺産にも登録されている。
【トラチウアルテペトル】

復元されたピラミット跡。
【ピラミット跡よりチョルーラ市内を望む】

チョルーラは教会の多い街として有名である。しかし、それらの教会はスペイン軍によって破壊された神殿などから転用された石によって造られている。
【カカシュトラ遺跡】

プエブラからバスを乗り継いで1時間程。写真奥の屋根により保護されている場所に壁画を含む遺跡がある。
【カカシュトラ遺跡】

内部の様子。
【カカシュトラ遺跡の壁画】

この遺跡は、遺跡全体が屋根により保護されているが、この壁画はさらにガラスによって保護されている。この壁画の「青」がアステカ、マヤにとって重要らしい。
【カカシュトラ遺跡】

屋根で覆われている場所のすぐ前にあった小さな遺跡。
【世界文化遺産】
【フランシスコ会教会と修道院(博物館)】

プエブラからバスを乗り継いで1時間程の小さな町ウェホツィンゴにあるフランシスコ会教会と修道院。1994年に世界文化遺産に登録。修道院は現在は博物館となっている。
【世界文化遺産】
【フランシスコ会修道院(博物館)】

内部の様子。内部には当時の備品、宗教芸術品、メキシコ各地の教会の写真などが展示されている。
【世界文化遺産】
【フランシスコ会修道院(博物館)】

修道院(博物館)内部をぶらぶらしていると、写真の彼女(博物館職員)が英語で話しかけてきた。仕事のために現在英語を勉強中で、その勉強のために英語で案内させて欲しいと言われ、博物館中すべてを案内してもらう。
【教会】

名前は分からないが、上のフランシスコ会教会とソカロを挟んで向かいにあった教会。
【土産屋】

ウェホツィンゴの土産はシードル(リンゴ酒)が有名らしく、街中シードルを売る店が並ぶ。
【土産屋】

車で来ている観光客は大量にシードルを買い込んでいたが、バスで訪れている私は荷物になるので諦めた。その場でよく冷えた一本を飲んだがとても美味しかった。
【世界文化遺産】
【カテドラル】

クリスマスを一月前に控え、教会の多いプエブラ市内はあちこちにクリスマスの飾り付けがされていた。
【鉄道博物館】

市内中心部からやや西の旧プエブラ駅(たぶん)の跡地に鉄道博物館があった。敷地内には沢山の列車(本物)が展示されており、古い客車等の中にも入ることが出来る。写真はたぶん旧プエブラ駅舎。
【鉄道博物館】

写真の機関車の後ろに客車、寝台車、食堂車などが並んでいる。
【世界文化遺産】
【プエブラ宗教美術博物館】

前回訪問した際は、訪問時間が遅く閉館してしまっていたが、今回は内部を見学することが出来た。
【世界文化遺産】
【プエブラ宗教美術博物館】

内部は迷路のように部屋から部屋へと通路があった。写真は中庭の風景。

INFORMATION

■メキシコシティからプエブラへ(プエブラからメキシコシティへ)
メキシコシティからプエブラへは、メキシコシティ東バスターミナルから各社頻発している。中でも利用しやすいのは、ADO社とAU社(共に20分毎)。料金はADO社がN$70、AU社がN$60。所要約2時間。その他、南ターミナルからも約1時間毎(週末は30分毎)に運行。

■プエブラからウェホツィンゴへ(ウェホツィンゴからプエブラへ)
プエブラからウェホツィンゴへは、プエブラのバスターミナルからESTRELL A ROJA社や一般路線バスが運行。料金は共にN$7。所要約1時間。途中チョルーラの中心部を通る。逆にウェホツィンゴからプエブラへは、ウェホツィンゴのソカロ脇の幹線道路から乗車可能。

■フランシスコ会修道院(博物館)【世界文化遺産】
フランシスコ会修道院(博物館)は、正式名Museo de la evangalizacion ex-convento de Huehotzingo と言う。1994年にホホカテペトル山周辺地域にある他の13の修道院と共に、世界文化遺産に指定された。ウェホツィンゴのソカロの幹線道路を挟んで向かいにある。開館は火曜〜日曜 10時〜17時。入館料N$27。日祭日は無料。

■鉄道博物館
プエブラにある鉄道博物館(正式名 Museo Nacional de los Ferrocarriles Mexicanos)は、プエブラ市内の西、11Norte と 10Poniente との角にある。中心部から歩いて15分程。入場料は不明だが、どうも無料っぽい。敷地は旧プエブラ駅を利用しているような感じがしたが、詳細不明。北部チワワ太平洋鉄道に利用されていた旧客車等も展示されていた。

鉄道博物館正面

■プエブラお勧めレストラン
プエブラ州の郷土料理モーレ・ポブラーノ(N$39)が安くて美味しいレストランとして、Villa Rosaがある。場所はカテドラルの南東(5Oriente 207)。

レストラン外観 モーレ・ポブラーノ