たびの空 世界各地のたびの記録です

MEX 20 パツクアロ/ツィンツンツァン/ハニッツィオ島/シラウエン湖 

パツクアロは、メキシコシティから西へ約300kmにある山あいの湖畔にある小都市。パツクアロ湖にはいくつかの有人の島があり、その中でもハニッツィオ島が有名。また、近郊にはピラミットのあるツィンツンツァンや、ハイキングに最適なシラウエン湖がある。

ALBUM

【バスコ・デ・キロガ広場】

パツクアロ市内にはあまり見所はない。写真は、市の中心にあるバスコ・デ・キロガ広場。この広場の他に、1ブロック北にボカネグラ広場がある。
【市内】

市内はどこもコロニアルの似たような建物が並ぶ。夜、カンテラが灯るとコロニアルな街並みが一層映える。
【市内】

中心部は何処へ行っても、同じようなコロニアル調の建物しかない。写真はサンフランシスコ教会付近からサンファン・デ・ディオス教会を望む。
【市場】

ボカネグラ広場西にある市場(メルカド)。衣類、食材、屋台となんでもある。
【ツィンツンツァン中心部】

パツクアロの北15km程に位置する小さな街。ちょうど何かの祭りが行われていた。
【カテドラル】

小さな街だが、やはり中心部には小さいがカテドラルがあった。
【ツィンツンツァン遺跡入口】

街中心部から徒歩で15分程で遺跡の入口へ。写真は小さな博物館。
【ツィンツンツァン遺跡図】

敷地は広大だが、遺跡は敷地の東に一列に並ぶ(オレンジ色の部分)。
【ツィンツンツァン遺跡】

遺跡は写真のような円形と方形のピラミットを組み合わせたような造り。休日にも関わらず、あまり訪問者が居ないためのんびり過ごせる。
【遺跡からパツクアロ湖を望む】

遺跡は街の高台にあるあめ、ツィンツンツァンの街とパツクアロ湖が一望できる。素晴らしい景色。
【パツクアロ側船乗り場】

ハニッツィオ島への船はパツクアロの北5km程のところにある浮き桟橋から出ている。片道約40分。
【船の中】

小さな船に満員の乗客。
【ハニッツィオ島】

ハニッツィオ島全景。小さな島の斜面に家が並ぶ。頂上にはモレーロスの巨大な像が建つ。
【ハニッツィオ島内部】

島の頂上のモレーロスの像へ行くには、土産屋やレストランが並ぶ急な階段を上らなくてはならない。
【モレーロスの像】

高さ48.75m。内部には螺旋階段があり、この像の腕のこぶしの部分に登ることが出来る。
【モレーロスの像内部】

像の胴体の部分の螺旋階段は広いが、振り上げた腕の部分は非常に狭い。頂上のこぶしの部分は畳1枚ほどの広さ。
【モレーロスの像頂上から】

モレーロスの像頂上からパツクアロ湖を望む。
【シラウエン湖湖畔の道】

パツクアロからシラウエンへ行くためにバスに乗ったが、終点がシラウエンのまだ先にあることを知り、そのまま乗車していると写真のようなとんでもない道をバスは進んでいった。道が険しいため、バスは自転車並のスピードで進む。
【アグア・ベルデ】

パツクアロから約90分。シラウエンの街から40分。終点アグアベルデという集落に到着。廻りには数軒の家だけ。他はなにもないすごいところ。
【シラウエン湖】

ほとんど誰もいない静かな湖。遠くの山並みも大変美しい。
【シラウエン湖】

湖畔には数カ所観光用に開発された部分があるが、それでも人はほとんどいなく大変静か。写真は観光用ボート乗り場の浮き桟橋。
【シラウエン湖】

上の写真の浮き桟橋の上で、穏やかな波に揺れながらのんびり時間をつぶす私。
【湖畔のロッジ】

湖畔にはいくつか写真のような宿泊施設があった。値段は非常に高く、都市部のお金持ちがリフレッシュにやって来るとのことだった。
【シラウエンの街中】

1日4本ほどしかないバスの最終バスで帰ろうとするが、最終バスの時間になっても一向にバスは来なかった。しかし、ヒッチハイクが簡単に出来たため無事35km程離れたホテルへ帰ることが出来た。
写真はヒッチした車の荷台からのシラウエンの街の風景。
【シラウエン近郊】

どこまでもつづく一本道をヒッチした車の荷台から寒さに震えながら眺める。

INFORMATION

■モレーリアからパツクアロへ
モレーリアからパツクアロへは頻繁にバスが往来している。値段は会社や等級によって若干違うが、N$25前後。所要時間は直行バスで1時間。

■パツクアロバスターミナル
バスターミナルは市内南部に位置する。中心部へは頑張れば歩いても行くことが出来るが、バスを利用するかタクシーを利用するのが一般的。バスはバスターミナル横や前からセントロへ向かうバスに乗車。タクシーはバスターミナル前で待機しているタクシーを利用(チケット制ではない)。バスはN$3.5、所要10分。タクシーはN$15、所要5分。

 ■パツクアロ市内のマイクロバス乗り場(料金は一律N$3.5)
<市内からハニッツィオ島へ向かうための船乗り場へ>
ボカネグラ広場の北東付近、公立図書館の前あたりで「LAGO」と表示のあるバスが向かう。約15分。
<市内からバスターミナルへ>
ボカネグラ広場の西の安ホテルが並ぶあたりから「CENTRAL」と表示のあるバスが向かう。約10分。

 ■パツクアロ市内のホテル
市内中心部には中級から安宿まで数軒確認。ボカネグラ広場の西には安宿が3軒面しているが、その中でも安くて清潔でお勧めなのは一番南側の「Hotel Concordia」。

三軒並ぶ安ホテル

 ■パツクアロ市内のお勧めレストラン
パツクアロは湖畔の街のため淡水魚が美味しい。数軒のレストランに入ったが、値段の割に美味しいパツクアロ湖名物の「Pescado Blanco」が食べられたのは「RESTAURANT DON RAFA」。場所は、ボカネグラ広場の南、Bancomer(銀行)の斜め向かい。間口は狭いが二階席もある。コース料理でN$70。

Pescado Blanco

また、値段の割に立派な朝食を提供してくれるレストランは、ボカネグラ広場の西にある「RESTAURANT YUNUHEN」。N$40で驚くほどの量の料理が出てくる。

DON RAFA 外観

YUNUHEN 外観

 ■パツクアロのみやげ(金を塗ったうるし細工)
金を塗ったうるし細工がみやげとして有名らしいが、普通の土産屋ではあまりみかけない。専門店は、市内バスコ・デ・キロガ広場の南に数軒あった。

うるし細工屋

 ■パツクアロからシラウエン(アグア・ベルデ)へのバス
パツクアロからシラウエン湖及びアグア・ベルデへ向かうバスは、バスターミナルから出ている。しかし、本数が極端に少ない。終点アグア・ベルデには下記のような張り紙が一枚あった。左はパツクアロからアグア・ベルデ行きの時間、右はアグア・ベルデからパツクアロ行き。私はアグア・ベルデ発4:00pmの最終で帰ろうとしたが、まったく来る気配がなかった。しかし、ヒッチハイクが容易だったため救われた。

アグア・ベルデにあった時刻表