たびの空 世界各地のたびの記録です

MEX 28 エルタヒン遺跡/パパントラ

エルタヒン遺跡は、世界文化遺産に登録されている古代都市遺跡。広大な面積の中に大小の遺跡が残り、特に「壁龕のピラミット」が有名。メキシコシティから北東へ約300km。近郊のパパントラやポサリカを拠点に訪問するのが一般的。

ALBUM

【世界文化遺産】
【エルタヒン遺跡】

広大な面積の中に大小様々な遺跡がある。遺跡自体の間隔が狭いことにも驚いた。全てをゆっくり見学しようとするとかなりの時間がかかる。
【世界文化遺産】
【壁龕のピラミット】

エルタヒン遺跡で奇異な形のピラミットとして有名な「壁龕のピラミット」。6〜7世紀ころに建造され、高さ約25m。基壇にある窓のようなくぼみは全部で365個あり、宗教用のカレンダーの役目も果たしていたとされている。
【遺跡入口付近のお土産屋】

入口付近には沢山のお土産屋があり観光客で賑わっている。
【ボラドーレス】

遺跡入口で行われていたトトナカ族の伝統的な儀式である「ボラドーレス」。棟のてっぺんにいる人が笛を吹き、周りにいる4人が笛の音に合わせて逆さまのままぐるぐると回転しながら降りてくる。ボラドーレスはエルタヒン以外でもパパントラでも見物できる。近くで見物していると1人N$10要求される。
【ボラドーレスの像】

エルタヒンへ観光するためには、ここパパントラかポサリカに滞在することになる。写真はパパントラ市内南部にある市内を一望できる丘の上にトトナカ族の伝統的な儀式である「ボラドーレス」の棟のてっぺんにいる笛を吹く人をモチーフにした銅像。
【パパントラ市内】

こぢんまりした小さな街。ソカロとカテドラルを中心にひろがる。市内は中心部よりやや北が谷底となっており、街は斜面が多い。特別の見所はないが、ゆっくりと過ごせる街だ。
【1等バスターミナル】

小さな1等バスターミナル。一応お土産屋兼売店もある。パパントラからメキシコ市へ戻る日は死者の日の連休最終日と重なり、日本の帰省帰り顔負けの大渋滞に巻き込まれた。所要5時間の予定が8時間強掛かった。

INFORMATION

■ベラクルスからパパントラへ
ベラクスルからパパントラへは、ADO社が1日5便ほど運行。所要約5時間で料金N$104。途中右手に美しいカリブ海を望むことが出来る。

■パパントラからエルタヒン遺跡へ
市内南部の「HOTEL TAJIN」裏か、2等バスターミナルの南の道路からエルタヒン経由ポサリカ行きのバスに乗れる(所要約30分、N$7.5)。

■パパントラのホテル
市内にはホテルが数軒あるが、そのうち中級ホテルの「HOTEL TAJIN」と「TOTONACAPAN」に滞在した。
「HOTEL TAJIN」は全部で約60室ほどあるようであるが、窓からの景色が美しい道路に面しているのは8室ほどしかない。部屋は大変清潔でお勧めのホテルである。
「TOTONACAPAN」はソカロのやや北の2等バスターミナル付近にあり、市内では最高層のホテルである。料金の割に部屋も大変清潔でエアコン付。従業員も大変親切でぜひお勧めしたいが、唯一の問題を抱えている。「地球の歩き方」には周辺にディスがあると記されているが、周辺ではなくホテルの最上階にディスコがある。そのため、大騒音を耳のみではなく、ベットを通して体で感じることもできる。ただ、ディスコが営業するのは土曜の夜のみのようであるので、週末をはずせば問題はないと思われる。