たびの空 世界各地のたびの記録です

No.36 インド・ラクシャディープ諸島・コーチン編

ALBUM 02

 【インド】 アレッピー
【インド/アレッピー】

コーチンからバスで1時間半でアレッピーに到着。
アレッピーは水郷地帯で、街中にも水路が縦横に張り巡らされていた。水路の総延長は900kmに及ぶらしい。
【インド/アレッピー】

今回コーチンへ旅行するにあたって色々調べていると、アレッピーではハウスボートというものが有名なことが分かった。そこで、ネットでハウスボートを予約したが、それがどのようなシステムのものなのかよく分からなかった。
アレッピー到着後、すぐにハウスボートを予約したANGEL QUEEN TRAVELSへ行ったところ、少し店内で待つように言われた。
【インド/アレッピー】

しばらくすると、一台のリキシャが店の前に到着。
旅行会社の店員にリキシャに乗るように言われ、そのまま何処かへ連れていかれた。

(下左)旅行会社から数分の距離にある水郷地帯の入口のようなところで降ろされ、運転手が先導し通路を歩いていく。
(下右)通路の奥には沢山のハウスボートが係留されていた。
【インド/アレッピー】

そのうちの一隻のハウスボートに乗るように言われ乗船。
ここはインド、言われるがままで良いのか不安になったが、船体には予約したハウスボート名「ANGEL QUEEN」と書いてあるので間違いないようだった。
まだ他の乗客は来ていないらしく一番乗りだった。
船内は、リビング・ダイニングや寝室があり、まさに「ハウス」だった。寝室に荷物を置くように言われ、船内の二階に上がったりしながら、他の乗客が集まり出航するのを待った。
【インド/アレッピー】

食材や飲料を積み込み、しばらくするとハウスボートが出航した。
この時はじめて、このハウスボートは貸し切りだということが分かった。

このハウスボートには寝室が一つだけだったが、大型の寝室が複数あるハウスボートもあり、その場合は相乗りなのか、団体による貸し切りなのか未だに良く分からない。
【インド/アレッピー】

ゆっくりと水郷地帯を進む。
【インド/アレッピー】

しばらく進むと、ハウスボートが接岸した。
そこには一軒の小屋があり、それは小さな売店とエビ屋だった。
ハウスボートには3食とアルコール以外の飲み物は込であるが、ビールが必要な場合はここで買うように言われた。
(この時まで、食事付だということも知らずに乗船していた)
また、超手長エビがこの辺りの名物で美味しいとのことで、このエビが食べたい場合はここで買うと、夕食時にお好みの調理法で調理してくれるらしく、試しに一匹だけ購入した。
【インド/アレッピー】

水路の両岸には、水郷地帯に住む人々の普段の生活を垣間見ることができる。
【インド/アレッピー】

かなり大きなハウスボート。

(下左右)途中で上陸すると、背後には広大な水田が広がっていた。
【インド/アレッピー】

昼過ぎに昼食が提供された。
二種類のカレーと魚フライが出てきた。
このハウスボートには、船長と料理人が乗船しており、料理人により本格的な料理が提供され、とても美味しい。
【インド/アレッピー】

昼食後もゆっくりとしたスピードで水郷地帯を進む。
水路は狭くなったり、太くなったり。
様々な形のハウスボートとすれ違う。
船の2階にある昼寝用ベッドのようなところで、そよ風を感じながら、特になにもしない贅沢な時間を過ごす。
【インド/アレッピー】

夕方、紅茶と茶菓子が出された。
【インド/アレッピー】

徐々に日が暮れてきた。
ハウスボートのエンジン音と風の音だけが聞こえる。
【インド/アレッピー】

日没頃、どこか分からないが、特に何もないところに着岸。
夕食の準備が行われている間、船を下船して付近を散策したが、暗くて何が何だか良く分からない。
【インド/アレッピー】

船に戻ると夕食が出てきた。
昼とは異なるカレーと熱々のナン。
一日、船に乗っているだけで何もしていないが、腹は減る。
【インド/アレッピー】

そして、途中で買った超手長エビが出てきた。
ただ、胴体の2倍はある超長い手がもがれていて、ただのクルマエビのような状態。
味もクルマエビのような感じで、まあ、普通に美味しかった。
夕食後、特にやることもないので早々に就寝。
【インド/アレッピー】

翌朝、起床直後にまずは暖かいチャイ。
【インド/アレッピー】

船は出航し、再びゆっくりと水路を進む。
【インド/アレッピー】

その後朝食が提供された。
朝はカレーではなく、オムレツだった。

今日はあいにくの雨模様。
【インド/アレッピー】

船着き場へ向かう狭い水路はハウスボートで渋滞。
10:00時頃、出航したところへ戻ってきた。
下船後、リキシャを捕まえ、アレッピーのバスターミナルへ。

今回、ハウスボートが何なのか良く分からず予約し乗船した。
船を一隻貸切り、特に何もせずに過ごすだけだがとても満足感のある船旅だった。また機会があれば乗船したいと思う。
ALBUM 1 << ALBUM 2 >> ALBUM 3