たびの空 世界各地のたびの記録です


No.30 ナミビア編

ALBUM 03

【ナミビア】  セスリエム(Sesriem) 
【ナミビア/Sesriem】

14時過ぎにSesriemの公園入口に到着。
Sesriemの公園の門は二段階になっており、写真の門が外側の門。この外側の門は日の出に開き、日没時に閉じられる。
もう一つの内部の門は、日の出の1時間前に開き、日没の1時間後に閉まる。そのため、ナミブ砂漠が最も美しいと言われる日の出、日の入り時に、砂丘が赤く輝く姿を見るためには、外側の門と内側の門の間にあるキャンプサイトか超高級のロッジに宿泊するしか方法がない。
そのため内部にあるSesriemキャンプサイトやロッジは非常に人気が高く、なかなか予約が取れない。
【ナミビア/Sesriem】

外側の門と内側の門の間にある、Sesriemの公園事務所。
Sesriemのキャンプサイトは事前にネットで予約しようとしたが満杯で取れなかった。
しかし、現地事務所で空きを確認すると、なんと1つ空きがあるとのことだった。
【ナミビア/Sesriem】

指定された場所に早速テントを張った。
その後、早速有名な砂丘であるDone45やSossusvieiを目指した。
【ナミビア/Sesriem】

写真がSesriemの内側にある、日の出の1時間前、日没の1時間後に閉じる内側の門。
【ナミビア/Sesriem】

上の写真の左端にある表示は、ゲートの開閉時間を示している。
【ナミビア/Sesriem】

SesriemからSossusvieiへの道。
まだ舗装が新しく黒々としていた。
11年前の1997年に訪れた時は、ダート道だったのを覚えている。
【ナミビア/Done45付近】

Sesriemを出発して少ししてから、赤茶けた砂山が見えてきた。
【ナミビア/Done45付近】

赤い砂の砂丘がどこまでも続く。
【ナミビア/Done45】

ナミブ砂漠で最も美しいと言われるDune45と呼ばれる砂丘。
Sesriemのキャンプサイトから車で50分くらい。
【ナミビア/Done45】

Dune45は、赤く、なだらかに弧を描く美しい砂丘。
ナミブ砂漠の絵葉書や写真集などでは必ず登場する。
【ナミビア/Done45付近】

付近には野生動物も。
【ナミビア/Sossusviei】

Sossusvieiへは途中まで舗装道路だが、最後の5kmは砂道なため四輪駆動車でなければ行けない。四駆以外の車は、写真の駐車場に置いてシャトルバスか徒歩で行くことになる。
【ナミビア/Sossusviei】

この先5kmのところがSossusviei。
【ナミビア/Sossusviei】

Sossusvieiへの道。
砂が深く、四輪駆動車でないと進めないが理解できる。
少し歩いたが、日没までに帰ってくる自信がなく、明日改めてSossusvieiを目指すことにした。
【ナミビア/Done45】

日が暮れ始め、徐々に赤さを増すDune45。
時計は17時を少し過ぎた頃だった。日没の1時間後に閉じる内側のゲートが18:15に閉められるめ、まだ日没前だったがSesriemのキャンプサイトへ戻ることにした。

しかし、何か変だ。
まだ日没までは時間がありそうだった。日没の美しい景色を見るためにSesriemのキャンプサイトに宿泊しているのに、日没を見ることが出来ない。
【ナミビア/Sesriem】

18時頃、Sesriemの内側の門まで戻ってきた。
Dune45から戻る途中、何台かの車が逆にDune45へ向かっていた。もうすぐ門が閉まるはずなのに、何かおかしい。そもそも、まだ日没まで時間があるのに、日没の1時間後に閉まる門がもうすぐ閉まること自体、何かおかしいと思いつつ戻ってきた。

テントに戻る前に、公園事務所の隣の売店で冷たいビールを買った。店員にこの売店の閉店時間を確認すると、18時とのことだった。「じゃあ、もう閉店だね」と店員に聞くと、「いやまだ1時間あるよ」と。
もしかしてと思い、店員の腕時計を確認すると、私の時計よりも1時間遅れていた。
【ナミビア/Sesriem】

ナミビアに着いて1日以上、ずっと1時間進んだ時間で過ごしていた。南アフリカで時計を調整した後、ナミビアも同じ時間だと勝手に思いこんでいた。

今朝ウィントフックの宿で、7時から始まるはずの朝食が7時半頃になっても準備されていないのは、まだ6時半だったからだと、今になって気が付いた。

キャンプサイトから沈む太陽を見ながら、日没に輝くDune45を見逃してしまったと悔やんだ。
【ナミビア/Sesriem】

完全に日が沈んだ。
Dune45の方向からライトを付けた車が沢山帰ってくるのが見えた。
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